【monthly m/2001年7月号掲載】カーデザイナーNori Kurihara「乗り物の未来形」


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”知的遊び人”のためのライフスタイルマガジン『montyly m(マンスリー・エム)』。

カーデザインアカデミー監修・栗原典善氏の作品が取り上げられ、その設計思想にも触れられている、2001年7月号の記事をご紹介します。

記事のテーマは、「乗り物の未来形」。自転車設計家にして、英国工業界を代表する天才エンジニアとも称されるアレックス・モールトンの独創的なデザインを、単に機能性にとどまらず、乗り心地にも優れた「未来の乗り物」として考察しています。

冒頭に掲載された写真で、モールトンのスピードモデル「パイロン」と並べられた自動車こそ、栗原氏の手によるCity Access TAXI “CAT”です。印象的なカラーリングが一際目を引くこの車は、アメリカ・インダストリアル・デザイナー協会(IDSA)主催のデザイン賞、インターナショナル・デザイン・エクセレンス賞を受賞したもの。「経済性」と「生活の質」の両面において優れたデザインとして認められた”CAT”は、栗原氏がかつて副社長を務めた、DCI(デザインクラブインターナショナル)時代の作品です。

記事ではモールトンの設計の神髄を、こだわり抜いた超小型サスペンションに見出します。走行中の振動を大幅に低減し、疲れにくく、乗る人の身体にやさしい乗り心地は他には決して真似できないもの。乗り物として欠くことのできない「速さ」を追究しながら、乗る人の生活に溶け込み、ともに暮らすパートナーたらんとする設計思想は、栗原氏のカーデザインにも通じるものです。

「乗り物の未来の形は、『より速く』だけではない。荷物の積みやすさ、身体的な各部へのやさしさ、住宅や都市構造との共生などと言った部分でも考えられなければならないだろう」と述べた記事は、「モールトンのうしろに写っている自動車も、そんな、乗り物の二つの未来形を示している」と締めくくられています。

掲載記事は、こちらからご覧いただけます。

【カーデザインアカデミー】は、栗原典善氏が監修する世界で初めてのオンラインでカーデザインが学べるWEB上のスクールです。カーデザインアカデミーの詳細についてはこちらをご覧ください。


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